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心構え(犬の十戒)
ジャックラッセルテリアを飼う前の心構え
ジャックラッセルテリアは、身体の大きさからは想像もできない程パワフルです。有り余る体力に、粘り強くはっきりとした意思表示をする、存在感の大きな小型犬です。
例をあげると・・
散々散歩をした後に、疲れてぐったりすると思えば、帰ってくればおうちでおもちゃをブンブンと回し続けるほどのスタミナをそなえています。おとなしい犬を求める方にとっては、落ち着きのない犬と思われてしまいますね。
また、ジャックラッセルテリアは家庭犬として育った経緯もあり、忠誠心が高く、愛情も深いですから、飼い主とは一日中一緒にいることを望んでいます。ですから、そのエンドレスでタフなスタミナを十分発散させられる環境と、それに付き合うだけの時間が取れる飼い主さんでないと、ストレスが溜まってしまうかもしれません。
この犬の持つ元気でハッピーな性格やコミカルな行動やしぐさ、溢れんばかりのチャレンジ精神は人々をハッピーな気持ちにさせてくれます。
ジャックラッセルテリアは、思いもしない行動をしては、思わず笑いを誘ってしまいます。ついつい悪さをしたからといって、叱ったりすると逆に勘違いから更にイタズラなんてこともあります。頭がとても良く、記憶力に優れていますので、教育がとても重要で、やりがいもあります。
自分にいたずらをする人や、気の合わない犬のいる場所をしっかり覚えていますから、再度遭遇などすると、猛烈に反応し、突撃する場合も少なくありません。
引っ張る力は凄まじいので、気を抜くとリードを手から放してしまいそうになります。小型犬とは思えない引きの強さを持っていますからリードは大型犬用のものをおすすめします。もちろん引き癖はしつけを必要とするところです。
面白いのは、好き嫌いがハッキリしていているところです。気に入らないことや、興味のないことは絶対にやらない・・という強い意思表示をします。その反面、おだてられやすく調子に乗リやすいので、ちょっと誉めてやれば機嫌よく何でもしてくれます。
家族に対する愛情は深く、メインの飼主への忠誠心は素晴らしいものがあります。しかし可愛さあまって過保護にしすぎると大変です。愛情が独占欲に変化してしまい、いつのまにか飼い主側が「ジャックラッセルテリアのペット?」などと大きな勘違いをしてしまいます。しっかりと上下関係を築き、賞罰をハッキリ伝えられることが必要です。しかしながら、プライドは高いので、傷つけない扱いが要求されます。
ジャックラッセルテリアは、狭い場所や穴掘り、追いかけっこやボール投げが大好きです。本能が刺激されるこれらの遊びは、家庭の中では時に家具や床を傷めたり、庭に何個も穴を掘ったり、小さな子供や他のペット達を狩りの獲物に見立てて遊ぶこともあります。ジャックラッセルテリアにとっては、ありあまる体力を消費するために、自分に課した「お仕事」なのです。
家具や家の一角を「荒らしても良い場所」にするより、それらの「お仕事」の代わりになる「遊び」を考えてやり、飼主も一緒に遊べる体力と想像力を養ってください。まさに監視と管理が必要な犬なのです。「ウチの犬は絶対安心」などとは絶対に過信しないことです。
その場にネコや相性の悪い犬でも通ろうものなら、理性を上回る本能が飼主の過信を打ち砕く事になるでしょう。他の犬が吠えたり、歩く音にさえも反応します。
ジャックラッセルテリアの行動は、まるでネコのようです。ソファの背もたれの上(ふち)や、イスの上、ベッドの上など、やわらかく、フワフワと心地のよい場所で眠ることを好みます。
また玄関先の飛び出し防止柵や、サークルの高さは120センチくらいでは子犬でも乗り越えられるので、より高いものにするか、足をかけられない構造の物を選ぶと良いでしょう。
刺激的な犬を求める人にはお薦めの一頭ですが、マンションでは無駄吠え対策ができなければお薦めしません。
また、パワフルなので、力のないお年寄りや小さな子供が散歩させることは危険です。
とても愛らしくて頭のよいジャックラッセルテリアを飼う為には、それなりの環境と心構えが必要です。


