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病気・伝染病
外耳炎
ジャックラッセルテリアの多くがかかりやすいのが外耳炎です。
耳の穴の入口から鼓膜までを外耳と呼びます。
では、炎症って何でしょう? 赤くなって、熱を持って、腫れて、痛いような痒いような…。
つまり、耳の穴から覗いて見える部分の皮膚が、赤くなって痒くなってしまう事を外耳炎というのです。
こうなれば当然熱を持って腫れていることでしょう。今回は、その外耳炎についてご説明いたします。
原因
一番の原因は蒸れてしまう事です。日本は犬が暮らすには蒸し暑すぎる気候ですから、特にヨーロッパなどの涼しい場所が原産の犬にとっては、外耳炎にならないほうが幸運なくらいの環境です。
外耳炎はジャックラッセルテリアのような垂れ耳の犬に多く発症します。
耳が垂れて耳の穴をふさいでしまっている為に、風通しが悪くなり、蒸れてしまうのです。
また、耳の皮膚からは、耳の中に水が入ってしまわないように、体の他の部分よりもたくさんの脂が出てきます。
この脂に空気中の埃や土、汚れなどがくっついて耳垢を作り、耳の皮膚を覆ってしまう為風通しが悪くなってしまう事もあります。
じとじと蒸れると耳の皮膚にもともといた細菌のバランスが崩れてしまい、良い細菌が減って悪い細菌が増えてきます。
数が増えて強くなった悪い細菌が悪さをして炎症を起こすのです。
その他にもお風呂にいれて耳の中の水を良くふき取らなかった、川で遊んだ、雨が降ったなどなど、耳の中が蒸れてしまう原因はいろいろあります。
症状
痒くなったら掻きます。
人間同様犬も猫も、痛いのは我慢できますが痒いのは我慢できません。
掻いてしまう事で炎症は悪化しますます痛痒くなる…悪循環の出来上がりです。
掻きすぎて耳の皮膚から出血してしまったり、耳の穴が腫れて穴がふさがってしまったりします。
また、耳たぶが内出血してしまい、水風船のように膨らんでしまう事もあります。
内服や注射などで炎症を押さえて掻かないようにしながら、耳の中を良く洗って悪い細菌を減らし、耳の皮膚にも直接薬を付けてあげる必要があります。
少し良くなってきたからといって治療を止めてしまうと、またすぐに悪くなってしまう根気のいる病気です。
また、一度外耳炎になってしまった耳は、次回はもっと弱い刺激(蒸れや水気)で外耳炎になってしまいます。
繰り返せば繰り返しただけ耳は弱くなり、外耳炎になりやすい耳になってしまうのです。
予防
愛犬の耳を外耳炎にしてしまわないよう、耳の中は常に清潔で風通しが良いように注意し、お風呂の後や雨の後は耳の中を良く拭いて湿気が残らないようにしてあげましょう。
そして万が一、外耳炎にしてしまったときは、すぐにかかりつけの動物病院で治療を始め、必ず獣医師が終了を伝えるまでは、治療を続けてあげましょう。


