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ダックスフント激減の理由はジャックラッセルテリア?
8月20日 産経新聞
ドイツのシンボル"ダックスフント、消滅の危機?
ドイツで国民的な人気を誇る犬「ダックスフント」の出生数がここ最近、急減している。
過去10年間の減少率は40%近くにもなる。
比較的高価であることに加え、他犬種の人気が次第に高まっていることが原因だ。
かつて“ドイツのシンボル”とも言われた名犬だが、「独国内からいなくなるのでは…」と本気で懸念する声も出ている。(ベルリン 黒沢潤)
「ドイツ犬連盟」(西部ドルトムント)によれば、昨年のダックスの独国内での出生数は7158匹。1996年は、約1万2000匹だった。
ダックスは15世紀ごろから、長い胴体と短い足という独特の特徴をいかし、アナグマ狩りなどに利用されてきた。
ドイツ皇帝ウィルヘルム2世(1859~1941年)や、第二次大戦中の北アフリカ戦線での活躍により、連合軍から“砂漠の狐”と恐れられたロンメル将軍らに愛されたことでも有名だ。
大戦後も、72年のミュンヘン五輪時のマスコットになるなど大人気で、同年の出生数は約2万8000匹を記録した。
しかし最近は、ラブラドール・レトリバーや、ジャック・ラッセル・テリアなど、他犬種が独国内に徐々に浸透。
ダックスは、500ユーロ(約7万7000円)前後と決して安くないため、東欧諸国からの雑種犬を購入する人々が増えている。
ダックス愛好家からは今、「愛くるしく、飼い主に忠実である一方で、独立心が実に旺盛。年々、減っていくのはとても残念だ」(ベルリン市民)との声も漏れる。
出生率の減少を前向きにとらえる向きもある。
ある業界関係者は「これまで人気があり過ぎて闇市場が栄え、免疫など健康面で問題のあるダックスが生まれるケースも多かった。
人気が落ち着き、怪しげなディーラーが減ることで、市場が健全化する」と話す。
“ダックス人気”が低迷気味のドイツとは違って、日本での人気はすこぶる高い。
昨年の出生数は、ドイツの約3倍の約2万匹だったという。
ダックスフンド、ドイツで減少傾向
2007.08.16 JST CNN/REUTERS
ベルリン──「ソーセージ・ドッグ」の異名を取るダックスフンドが、原産国ドイツで減少傾向にあることが、ドイツ犬協会の関係者の発言で分かった。
昨年国内で生まれたダックスフンドの子犬は7158匹にとどまり、出生率は過去10年間で35%も低下した。
関係者は、20年前と比較して犬種の選択肢が増えていることが原因だとコメントし、ゴールデン・レトリーバーやラブラドール、ジャック・ラッセル・テリアの人気に押されたとの見方を示した。
ダックスフンドはドイツで2番目に古い犬種で、シェパードに次ぐ人気を誇る。
1972年のミュンヘン五輪ではマスコットのモデルとなり、第二次世界大戦のアフリカ戦線で活躍したロンメル陸軍元帥などの著名人も飼っていた。
ドイツ国内では減少しているものの、日本では昨年2万匹も生まれた。


