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ジャックラッセルテリア
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TOPページ > Ⅰジャックラッセルテリアとは > 祖先

祖先


フォックステリア

スムースフォックステリアジャックラッセルテリアの交配の歴史のなかに、ベースとなったフォックステリア名前がよくでてきます。しかし、フォックステリアには正確にはスムースヘアーとワイヤーヘアーがいます。ただ、イギリスでは狐を追う犬の総称をフォックステリアとしていたあいまいな時期があり、各地で様々なフォックス・テリアが飼育されていました。実際には、この2種類のフォックステリアの起源は全く異なる系統をもっています。


短毛のスムースフォックステリアはイギリスが原産国で、オールドイングリッシュテリア、グレーハウンド、ビーグル、ブルテリア、マンチェスターテリアの祖先にあたるスムースコーテッド・ブラック・アンドタン・テリアなどを異種交配させて誕生したといわれています。当初この犬は、穴に潜む狐を追い出すために鋭い嗅覚・優れた視力・体力が賞賛されスポーティング種に分類されていました。


ワイヤーフォックステリア一方ワイヤーフォックステリアの祖先にあたる犬はウェールズ地方に土着の、ブラック・アンド・タンで剛毛の古いテリア種といわれています。ブル・テリアやグレーハウンド、ビーグルなどの混血も認められています。スムースフォックステリアはテリア種の中でも特に活動的で機敏な犬種で、広大な土地を移動できる速度と持久力、体力を備えた優れた猟犬です。体格は小さいが大きな獲物を運ぶ事ができるたくましい骨格が備わっている。


走ったり、待機したり、穴に潜む狐を追ったりという、テリアに必須の使役に適している事が重要であるため、スムースフォックステリアは体重よりも体形が重視されました。体高と体長は等しい事が望ましく、この犬種の均整美は規範とされるべきものである。


このあたりはまさにジャックラッセルテリアそのものですね。


アメリカではほぼ100年もの間、スムースフォックステリアとワイヤーフォックステリアは同一犬種として扱われてきました。初期の繁殖では、ホワイトの地色、余分な筋肉が無く、骨ばらない頭部、など古典的な体形をワイヤーヘアーに取り込むため、スムースヘアーとワイヤーヘアーの交配が自由に行われていました。


1985年になってようやくこの2種類にそれぞれ犬種標準が設けられて、スムースヘアーとワイヤーヘアーの交配が行われなくなりました。フォックステリアに限らず、テリア犬種をペットとして迎える際にはテリア気質といわれるものを理解しないといけません。


テリア種は攻撃的である事を目的とし改良された犬種であるというこです。体は小さく作られましたが、自分より大きい相手に毅然と立ち向かう殺し屋であるということ。強い精神力・絶対的な勇気・決断力と穴掘りの習性は家庭犬となった現代でも健在なのですから。

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ボーダーテリア

ボーダーテリアジャックラッセルテリアの交配の歴史にベースとなったフォックステリアのお話をしましたが、交配に加わったボーダーテリアについても、述べておきましょう。ボーダーテリアといってもあまり聞きなれない犬種ではないでしょうか。ボーダーテリアは、イギリス最古のテリアの一つで、イングランドとスコットランドの境界(ボーダー)にある丘陵地帯チェビオットヒルズに伝わる地犬です。


この犬種は人間による他犬種との交配がほとんど行われなかったために、純血種の「作業テリア」として何世代にも渡って伝わってきました。数百年前のキャラクターを現在に伝える数少ないレアな犬種で、テリア本来の野趣を帯びた外貌が特徴です。


ボーダーテリアは小型ながら、原産地の丘陵地帯の農村や牧場でワーキングテリアとしての使役を充分に果たしてきました。この地域では家畜の放牧地が人の居住地から離れた場所にあるため、しばしば狐による被害を受けていました。


ボーダーテリアは狐を追ったり、仕留めることができ、害獣駆除用のテリアとして農民や羊飼い・狩猟家にたいへん重用されてきました。狩猟場では精力的によく働き、獲物を攻撃し続ける執念深さは他の大型猟犬さえ及びません。土砂降りの雨や霧に長時間さらされても耐えられるワイヤー状の粗毛と天性の持久力が備わっています。


馬の速度について行ける程の脚力で獲物を追跡し、さらに獲物を追って狭い穴に入り、格闘ができる頑丈な骨格と強い顎をもっています。当時、ボーダーテリアは原産地では別の名称で呼ばれていましたが、1880年頃にはボーダーテリアという名前で呼ばれていた記録が残っています。


ボーダーテリアは農業協会のドッグショーでは主要な犬でしたが、イギリスのKCに認定されるまで、原産地以外ではほとんど知られていませんでした。1920年のボーダーテリアクラブ結成後は、イギリスでも一般的な犬種となり、各地のドッグショーに多数出陳されるようになります。


アメリカでは1930年に初めてAKCに登録されました。容姿は、体高より体長が長く、頭部はカワウソに似ています。とても活発で機敏、また我慢強いテリアの特徴と、従順で優しい気だての良さを併せもっています。利口で、訓練がしやすく家庭犬としての評価も高いのです。

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